This Archive : 2009年12月

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2009.12.21 *Mon

フクダ電子アリーナ視察レポート(2)内部編

フクダ電子アリーナ視察レポートの第2弾をお届けします。

実際は、フクアリの外観をみた後に、ユナイテッドパークにて
JEF千葉の担当の方とお話をしたのですが、順番を逆にして、
その後にまわったフクアリの内部のレポートを先にします。

フクアリの内部については指定管理者であるシミズオクト・東洋グリーン共同事業体の
担当Oさんに案内していただきました。

まずはフクアリの内部について簡単に。
img006.jpg

内部は地上階である1階、コンコースの2階そして貴賓席等がある4階
(その間に便宜上の3階)という4層構造になっています。
今回はこの中で、特に観戦時には見ることのできない裏周りの諸室を
重点的に見学させていただきました。

1階の図面はこんな感じです。
img011.jpg

そして4階はこんな感じです。
img012.jpg

こちらの図面はKOP師匠がフクアリ取材をされたときに入手されたものを
頂いたものです。これに基づいてAFH案のメインスタンドを計画しています。
今回はこの検証という意味もあります。

まずエントランスからピッチにでてみました。
IMG_0490016.jpg
あいにくの雨で芝は養生シートを張っていました。
翌日は某大企業の運動会イベントが入っているとのことでいろいろ
設営の準備をされている中で、諸室を拝見させて頂きました。

このような企業のスポーツイベントは結構扱っていて、収入源になっているようです。
AFHの稼働率UPイベント案のなかには入れてませんでしたが、このような需要もあると
認識することができました。

IMG_0491017.jpg
まずはグラウンドレベルで芝の管理に関して伺いました。
やはり一番難しいのは夏の通風と年間の日照とのこと。通風に関しては、
フクアリは1階が駐車場となっていて、ゴール裏部にも外部と通気できる
シャッター開口をとっています。これは結構素晴らしいアイデアだと思います。

しかし、芝にとっては夏はそれだけでは足りないこともあり、大型扇風機を
まわして風を送っている、とのことでした。また日照に関しても、
全面屋根が災いして特に南側の芝は傷みやすいとのことで張り替え頻度が
高くなっているとのことでした。

芝の刈り込み長さは20mm程度。監督が交代されるたびに一応希望を聞くそうです。
オシム監督時代は18mm位とかなり短めを要望されたそうです。ちなみにゴルフの
グリーンは5mm程度、さらに短く刈ります。ここまで刈るには更に給水と日照、
通風を確保し、芝をかわいがることといじめることを交互に繰り返すことにより、
5mmでも維持できる強い芝になると芝の業者に聞いたことがあります。

芝は「ツンデレ」ですよねーとOさんと笑いながらはなしました。

AFH案では屋根の面積が少ないので日照は大丈夫そうですが、問題は通風ですね。
一応2方向ライトからレフトに風が通るような隙間はつくっているのですが
瀬戸内の凪を考えると、それだけではたして大丈夫か。。。更なる検討が必要です。

次に一階周りの諸室を見せて頂きました。おもしろかったところを
ピックアップします。

IMG_0492018.jpg
これはドーピング検査ルーム。ガラス張りのWCがあります。(リーグ側には好評とのこと)

審判室やロッカー室も見せて頂きました。ロッカー室はJ以外の使用もあるため、
試合ごとに全てスタッフの方が片付けて持って帰られるので私物もないきれいなロッカー室でした。
(写真とるのを忘れました。。。)
監督室では、オシム氏が就任したとき、体が大きいので扉から家具から買い換えたこと
それでも狭く、監督室はロッカー室の広めの一室に変えたこと、そこでオシム氏は
試合前もテレビで大相撲を見ながらくつろがれていたことなどをお聞きしました。

IMG_0493019.jpg
これは、ウォームアップエリア。柱が邪魔、とのこと(笑)
広さを確認したかったのですが、こんなもんなんだなという感覚を
知ることができました。

ここから上の階にELVで上がりまして、4階です。

IMG_0494020.jpg
これは、選手の家族や出停の選手などが観戦する場所。

IMG_0495021.jpg
これは中央監視室兼音響室。1484さんの仕事場。
隣に公式記録員の記録室があります。この2室は近接が望ましいそうで
いま、音響室を少し飛ばそうかなと思っていた私の計画は見直しが
必要になりました(笑)

IMG_0496022.jpg
貴賓室。内装は思ったよりは貴賓仕様ではないですね。シンプルな感じです。

IMG_0497023.jpg
貴賓室の外部スタンド。手すりが低い、怖い!
しかし、これ以上高くすると今度は坐ったときの視線の邪魔になるという
非常に難しい高さ設定です。

IMG_0499025.jpg
放送ブース。ここはスカパーのお部屋。

IMG_0500026.jpg
この大きく上にスライドさせて開ける扉にびっくり。
空いた所にモニターを突き出して、実況されるそうです。
このように窓を開けることにより、スタンドの声が聞こえやすくなり
実況しやすくなるそうです。

IMG_0502028.jpg
プレスエリア。パソコンLAN用のコネクトジャック付きテーブル。
プレスごとに指定席になっています。
この辺、RUMIさんは某CSのレポーターをやっておられるので、
よく知っておられるご様子で、いろいろ教えていただきました。

回線に関しては、スタジアムまでは光が来ているが、このエリアに来るまでがメタルに
なってしまい細くなってしまうことに若干クレームがあるそうです。

IMG_0503029.jpg
1階に戻ってプレス控室。ここには無線LANがあるそうです。
ITインフラは日進月歩なので対応が難しいですよね。。。

IMG_0504030.jpg

IMG_0505031.jpg

1階の一番大きな会議室は、プレス発表に使えるようになっています。
一般利用も結構あるそうです。こういうので稼働率を上げて自主運営収支を
上げているのでしょう。

一通り諸室を見せて頂きました。Oさんからは管理上の苦労している部分、
ここは使いやすいという部分など、細かいところをじっくりお話聞かせて
頂きました。

ほんと、雨の中で屋外は極寒の日だったのですが、最後までご案内頂いたOさん、
そして、これまた最初から最後までアテンドして頂いたRUMIさんに改めて
深く感謝の意を述べさせていただきます。

最後の項では、JEF千葉の担当の方にお聞きした話をご紹介させていただきます。

つづく

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2009.12.16 *Wed

フクダ電子アリーナ視察レポート(1)外観編

12月のとある雨の金曜日、AFHの在京サポーターRUMIさんのアテンドで
フクダ電子アリーナの視察をしてきましたのでご報告いたします。

IMG_0475001.jpg
ご存じの通りフクアリのある蘇我駅は東京から京葉線で終着駅、約1時間程度です。
千葉駅からは2駅。アクセス抜群の立地です。

IMG_0476002.jpg
駅はさすがにホームタウンの雰囲気です。JR東日本ですから、まあ納得というところ
ではありますが、浦和の街と同様、こういうサッカーホームタウンを前面に出すところ
にくるとうれしくなってしまいます。

IMG_0477003.jpg
駅からフクアリに向かう道からは製鉄所の高炉が見えます。
フクアリの敷地はもともと川崎製鉄の製鉄所の敷地でした。千葉は県も市も
「鉄」の産業に大きく依存しています。市内にはモノレールが走っていますが、
これも地下鉄と比較して「モノレールのほうが鉄をたくさん使える」という理由で
モノレールが選択されたと聞いています。

IMG_0478004.jpg
フクアリまでは徒歩7~8分といったところ。途中に物販施設もあり、JEFグッズの
販売テナントもあります。(オープン当時はこの物販施設はなかったようですね、
最近できたのでしょうか。フットサルスペースもありました。)

IMG_0479005.jpg
この角をまがると(まだ高炉が見えますね(笑))

IMG_0480006.jpg
フクアリが全容を現します。
正面のようにみえますが、こちらはバックスタンドとホーム側ゴール裏の
中間のようなエリアになります。メインアクセスにたいして、メインスタンドが
面していないというのはどういう意図の設計なのかな、と思いました。

IMG_0481007.jpg
メインアクセス側には大きな広場がとられています。駅からの観客はすべて
まずこの広場を通って各スタンドに向かうわけですから、試合時の18500人を
捌くためには、このくらいの広場は必要と思われるのでしょう。これを考えると、
やはり広域公園の第一球技場改修は、同様に一方向からのアクセスとなり、
人を捌くという面においてなかなか難しいなと思いました。
第一球技場改修計画

IMG_0487013.jpg
周りはまだ未利用地が多く残っています。隣にはフクダ電子スクエアという人工芝の
サッカー場が2面あり、この日もユースっ子らしき子たちが練習してました。

そして、はす向かいにこの秋にオープンしたのがJEFの練習場であるユナイテッドパークです。
IMG_0486012.jpg
こちらがクラブハウス。「モヲノキ」とよばれた、オフィシャルショップもこちらに移転し、
クラブの事務所も入っています。

IMG_0489015.jpg
こちらが天然芝の練習場です。余談ですが待ち合わせの間、
JEFのトップの選手の練習を見ることができました。
例のオシム流色分けビブス練習です。

まずフクアリの外周りをまわって見ました。

IMG_0482008.jpg
スタジアムの各スタンドへのアプローチはこのように地上レベルでなく2階レベルでの
コンコース方式となっています。
コンコース方式の利点はKOPさんのこちらのサイトをご参考頂ければとおもいます。

IMG_0483009.jpg

スタンドの外観です。一番外側にVの字のすごく細い柱の様なものがありますが
構造的にはこれは柱ではありません。屋根のピッチ側の垂れを防止する引っ張り材です。
しかし、このV字材が外にまわっているので、デザイン的にとても軽快になっていると
感じました。屋根はアルミのハニカム材です。これはどうも最初の設計では違う材料だった
ようですが、施工側の提案でアルミハニカムになったようで、その分非常にシンプルで
すっきりした屋根になっています。テント状の膜構造屋根もいいですが、この折板のような
アルミ屋根もデザイン的にはいいのではないでしょうか。

スタンドはプレキャストコンクリートで工業化しています。ここでも施工上の合理化が
みてとれます。最近はこのような観覧席はプレキャストが主流のようです。
ベアスタの無骨な構造もいいですが、このような軽快な構造もいいですよね。

2階コンコース下のスペースは駐車場になっています。このプランは実は深い
意味があるということを後で知ります。

IMG_0484010.jpg
コンコースへは基本的に大階段で上がりますが、このように身障者対応として
ELVも設置されています。材料は非常に安価な材料でうまくデザインしています。
私の市民球場改修案では内野2階席最上段をコンコースにして、そこまで
大型シャトルELV4台で客をいくらか上げてしまうというアイデアも考えています。
最近の超高層オフィスでよくあるシャトルELVに乗っていて思いつきました。
ELVはうまく使えたらなと思っています。

IMG_0485011.jpg
やはり、この軽快なデザインと後ろの無骨な高炉の対比がたまりません(笑)
非常に機能的にデザインされている、いや、機能がデザインで表現されている
そう考えてもいいと思える良デザインです。設計は日本設計が担当されたそうです。

次の項で、内部をご紹介しようと思います。
つづく
CATEGORY : コラム | THEME : サッカー | GENRE : スポーツ

2009.12.15 *Tue

専スタキャラバン開始。

長いシーズンが終わり、我らがサンフレッチェは4位でフィニッシュ。
J2からの復帰1年目としては出色の成績でした。
そして、もし天皇杯でガンバ大阪が優勝した場合は、サンフレッチェに
ACL、アジアチャンピオンズリーグへの出場権が転がり込みます。

ただ、サンフレッチェはストーブリーグも賑やかで、
出て行く人たち、入ってくる人たち、色々いそうです。
先ほど、柏木選手のレッズへの移籍も正式に発表されました。
逆に元代表の山岸選手のレンタル移籍が決定し、
それ以外にも大分の代表GKの西川選手や福岡のFW田中選手など
いろいろな名前が取り沙汰されています。

一方でお隣のクラブ、大分の経営危機は深刻なようです。
身の丈経営の大切さを切実に考えさせられる出来事。
専スタ実現を訴えているAFHとしてもひとごととは考えられません。
専スタは大事ですが、それ以上に広島にクラブがあること、
それ自体が一番大事なことです。まあ、今の社長さんなら心配なさそうですが。

ところで、仕事が一段落した私はといいますと、最近はお勉強期間として
サッカー専用スタジアムをもっと掘り下げて知りたい!ということで、
AFHのサポーターの方のアテンドで、千葉のフクダ電子アリーナを見学させていただきました。

現在、鋭意レポート作成中。できましたら、こちらでまた紹介いたします。
そのなかで、JEFのスタッフの方ともいろいろ深いい話を聞かせていただきまして
特にKOP師匠の書かれていた指定管理者制度の背景とか、芝の管理の現実などを
教えていただきました。もうこれは、特集記事でもかかないと書ききれないような
深い話ですので、また項をあらためて書きます。

まず一つご紹介するとすれば、専用スタジアムの収容人員の適正規模です。
ご存知のようにフクアリの公表キャパは18,500席。二万未満です。
計画当初はこの数字でも埋まるかどうかというくらいの心配があったそうですが
専スタができて予想以上に動員人数が増えたため、今ではもう1,500は絶対に欲しい
というくらいになっているとのこと。

そして、クラブの経営規模の話。六万スタジアムを擁し、70億の経営規模を誇る
レッズは置いておいて、J1平均の30億程度の経営規模を維持するためには
逆算すると2万以上、できれば25,000のホームスタジアムが欲しいとのこと。
Jリーグもイレブンミリオンをさらに推し進め、10年後には平均35,000の動員を
目指している、それを視野にいれて計画は考える必要があるのでは?との
アドバイスをいただきました。

さすがに跡地スタジアムを35,000にするのはいろいろ問題があるんですが
少なくとも25,000という数字は、クラブの経営側の視点がみえて勉強になりました。

今後、もう一つくらい在京専スタを見学にいく予定です。
レポートができたら、またご報告致します。

hukuari.jpeg





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