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2009.01.30 *Fri

公園に関しての考察

ええと、なにか市長が決定を出したみたいですね。
しかし、議会が通らないとなにもできません。

ということで、考察続行

今日のテーマは「公園」です。
今回は気合を入れて画像が多いよ、お楽しみに。

まずは都市における公園のスケール感を確認しましょう。

市長のおっしゃられるニューヨークセントラルパークとの比較。
newyork

1484さんとかも語っておられるように、これだけ規模が違います。
気合の入り方も違う。そもそも公園の考え方が違う。
セントラルパークはひとつの都市のようなもの、という言葉が
このスケール感でお分かりになると思います。

まあ、このスケール感では話がしにくいので日本の例でいきましょう。
球場跡地くらいのスケールの都心公園というので真っ先に私は
ここを思い出しました。

名古屋、白川公園
shirakawa

名古屋に7年住んでいたので、このスケール感は近いと思っていたら
確かにほぼぴったりでした。都心の栄・錦・矢場町から徒歩10分以内
すぐそばまで繁華街があり、敷地内には美術館・科学館もある都心の公園
広島市の想像もこういう公園でしょうね。

で、こんな感じです。
shirakawa1

いやwわざとこういう写真を選んでるわけじゃないですよ。
でも、名古屋の知り合いがいたら聞いてみてください。
白川公園ってにぎわってるの?って。
多分返ってくる答えは
「ホームレスのイメージ」とか「さびれてる」とか「美術館の周りだけにぎやか」とか
そういう答えだと思います。とくに平日は。

要は「なにもなさすぎる」んです。このスケール感としては。
なにもないとやっぱり人は素通りしてしまう、足を止める動機がないと
それはただの通過動線、そして目的地にはならないのです。

つぎにこちら。
東京の砧公園
kinuta

世田谷の人々にとっては憩いの場所です。
ここの芝生広場も同じくらいかなーと思ったら、やっぱり同じくらいでした。
白川と違って芝生です。桜とかもたくさん植わって。
kinuta2
こういう感じなら公園もいいですね。

でも平日はどうなんだろう。
平日の砧公園でぐぐるとこういう感じです。
kinuta1

いや、だから、作為的に選んでるんじゃないってw
とにかく平日の公園にいってみてください。
どれほどの人がいるか、特に冬とかはかなり厳しい現実があります。

やっぱりちょっとでも人が少ないと、この広さを日本人はもてあましてしまうと思うのです。
こういうスケール感に慣れていないということを自覚する必要があると思います。
とくに跡地の場合、それでもそういう空間ですっきりしたいと思えば
中央公園があるわけです。こういう空間を都心に二つも作っても
そこが賑わいや憩いの空間になるでしょうか。
人が少なくなり、閑散とした公園にはやはり「ホームレス」とか「犯罪」とかという
ことばが少なからずついてくるようになります。
NYのセントラルパークも長年そういうものと戦ってきた歴史もあるのです。

日本人が広い原っぱの空間に慣れてないのなら、どういう空間に慣れているのか。
そのキーワードがいみじくも「回遊性」だと思います。
しかしその回遊性は市の出しているようなただの「動き」ではなく
それを誘発するスポットとのつながりをもった構造から成り立っています。

たとえば回遊式庭園、広島には浅野家の立派な回遊式庭園、縮景園があります、
shukkeien

むかしよくしのびこみました遊びました。

この庭園も回遊を促す装置、東屋や太鼓橋、小路の織り成す「つながり」で
構成されています。こういう空間が日本人のDNAにある空間のスケール感だと
思います。ある程度制限され、ベクトルを誘導され、モチベーションをかきたてられ
人の動きは活性化するのです。

では、そういう公園・空間作りをしている例はないのでしょうか。

あります。またもや「丹下大先生」です。

yoyogiup

東京オリンピックのときに作られた代々木競技場の周辺計画です。
原宿と渋谷の間のスペースに立体的につくられたスポーツ公園。
yoyogi

この計画に関して丹下先生はこうおっしゃっています。

そこをたずねてくる人は、主に片方は原宿の駅から、片一方は渋谷の駅から歩いて
くるわけであります。その二つの駅と、ふたつの競技場、それをどうやって結ぶか
ということは大変面白い、また大事な問題だということを感じまして、私は道のような
建築を、その中に導入してきたわけであります。ひとつの道は、原宿のほうに延びて
おります。ひとつの道は渋谷のほうに延びているわけでありますけども、それは
道であると同時に中のいろいろな施設を持った建築でもあったわけです。
それもひとつの建築群に、ある意味での構造を投げ入れてみた、というひとつの
例であります。

それと同じように、都市の中における個々の建築にも、文法といいますか
並べ方といいますか、つながり方というものが必要になってくるのではないかと。
そういうつながり方というのを、もうちょっと大事に考えてみようと思い始めた
わけでございます。


丹下先生が「つながり」を重視してつくられた「道」は
このようになっています。
promnard1

promnard2

promnard3

イベント広場もあります。いわゆる「代々木のイベント会場特設ステージの○○さーん」
のイベント広場です。

event1

event2

event3

event4

いわゆる、賑わいというものは少し限られた空間で、様々な施設の関係の中で
ベクトルが発生する、回遊性を誘発する、そういう緻密な計算の基、はじめて
開花するのではないでしょうか。大きな広場で、ラジオ体操もフードフェスタもできます
そんな軽い考え方で大きな広場をつくるのが日本人の感性にあった広場の
作り方なのか、この代々木競技場周辺は、適度の空の広さの下、けして広々とした
空間ではないですが、居心地のいい空気が流れています。

都心に近い
交通の便がいい
スポーツ施設が隣接する
仮設劇場がよく設営される
イベントが多い
隣接して広々とした緑地公園がある

あれ?どこかにこんな敷地ありませんでしたかね?

yoyogi0


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CATEGORY : 未分類 | THEME : サッカー | GENRE : スポーツ

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2009/01/31(土) 13:40:47 | | # [Edit

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